詳細画像(十六瓢透かし図)


 甲冑師の作と思われる鉄鍔をご紹介します。よく鍛えられた鉄地鍔に、中心から放射状に16個の瓢箪を透かし彫りにし、さらに耳の部分には四分一かと思われる覆輪が施してあります。時代漆が一部に残っています。片面には鍛えの傷がありますが、これもまさに、甲冑師の鍛えた跡なのか、として見ていただけたらと思います。







真ん中の穴の上部に掛かるように鍛えの跡が見えますね。



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