２．無銘
Mumei KATANA in Mounting, KOTO in MUROMACHI Period?
室町時代か
刃長2尺3寸3分弱(Length 70.5cm) 反り5分半(Curvature 1.6cm) 目釘穴(Holes in NAKAGO)2
本造　庵棟　うぶなかご
板目肌　流れて　杢交じり　地景入って　乱れ映り立つ
小沸出来　小互の目乱れ刃　はばき元近く直刃調となり　砂流しかかり
飛び焼き交じる
帽子　乱れ込んで　火焔気味となり　浅く返る
なかご尻　刃上がり栗尻　ヤスリ目　切
金鍍金　銅一重はばき
黒蝋塗鞘　打ち刀拵入り　In KOSHIRAE
１８万５千円（185,000 Japanese Yen）


元幅/先幅(Width) 30.2/21.7mm　元重ね/先重ね(Thickness) 7.2/6.0mm
なかご長(NAKAGO Length) 214mm
刀身重量(Blade Weight) 770g
柄・鍔・はばきを付けて(With TSUKA, TSUBA & HABAKI) 1,090g
詳細画像（無銘刀）


３．新々刀海部
MUMEI atributed to SHINSHINTO KAIFU, Late EDO Period, AWA Province,
HOZON TOKEN of NBTHK
江戸時代後期　阿波国　保存刀剣
刃長2尺2寸7分弱(Length 68.7cm) 反り4分弱(Curvature 1.1cm) 目釘穴(Hole in NAKAGO) 1
本造　庵棟　うぶなかご
板目肌　練れて詰み　やや流れて柾がかり　杢目肌交じり　淡い映り立ち　棟焼き入る
沸出来　湾れ調子　互の目乱れ刃　小足入り　わずかに砂流し掛かって　刃縁冴える
帽子　焼き幅広く　小丸に　深く返る
なかご尻　刃上がり栗尻　ヤスリ目　大筋違化粧やすり
銅一重はばき　白鞘入り
黒蝋塗鞘打刀拵付　In SHIRASAYA with KOSHIRAE
２２万円(220,000 Japanese Yen)



元幅/先幅(Width) 31.2/22.5mm　元重ね/先重ね(Thickness) 7.3/5.5mm
なかご長(NAKAGO Length) 220mm
詳細画像（海部）


４．肥前国忠吉（八代）
Hizen no Kuni TADAYOSHI (Th3 8th Generation), Late EDO Period,
HIZEN Province, TOKUBETSU HOZON TOKEN of NBTHK
江戸時代後期　肥前国　特別保存刀剣
刃長2尺2寸5分弱(Length 68.1cm)　反り6分(Curvature1.8cm)　目釘穴
(Holes in NAKAGO) 1
本造　庵棟　うぶなかご
小板目肌　非常によく詰み　わずかに杢交じり　地沸微塵に付いて　
小糠肌となって 淡く映り立つ
小沸出来　大湾れ調子の　広直刃　処々に小足入り　二重刃まじって
刃縁ゆったりと匂い深い
帽子　わずかにほつれて　裏側は火焔気味となり　表裏尋常に返る
なかご尻　刃上がり栗尻　ヤスリ目　切
銀着せか　銀一重はばき
白鞘入り　黒蝋塗り鞘打刀拵付き　In SHIRASAYA with KOSHIRAE
（縁頭に如山の銘あり　鉄地丸形環耳鍔は無銘甲冑師（寒山箱書））
６５万円（650,000 Japanese Yen）


元幅/先幅(Width)29.5/21.2mm  元重ね/先重ね(Thickness)6.5/5.5mm
なかご長(NAKAGO Length)196mm
詳細画像（八代忠吉）


５．兼久
KANEHISA, MINO Province, Late MUROMACHI Period, HOZONTOKEN of NBTHK
美濃国　室町時代後期　保存刀剣
刃長2尺2分半(Length 61.3cm) 反り6分(Curvature 1.8cm) 目釘穴(Holes in NAKAGO)4
本造　庵棟　磨上げなかご
板目肌　よく練れて詰み　やや流れて柾がかり　地景よく入り　映り立つ
沸出来　中直刃　小足よく入り　刃縁チリチリとほつれ掛かって　匂口良く冴える
帽子　表側は大丸　裏側はやや湾れ込んで　打のけ入る
なかご尻　切
ヤスリ目　表の銘付近は鷹の羽ヤスリ　残りの表と裏は切
銀一重はばき　白鞘入り　黒石目・時雨塗り鞘打刀拵付き In SHIRASAYA with KOSHIRAE
３０万円（300,000 Japanese Yen）


元幅/先幅(Width) 26.3/20.0mm　元重ね/先重ね(Thickness) 6.2/5.0mm
なかご長(NAKAGO Length) 212mm
詳細画像（兼久）


６.無銘（越前関）
MUMEI attributed to ECHIZEN SEKI, ECHIZEN Province,
From the end of MUROMACHI to the early EDO Period,
HOZON TOKEN of NBTHK
越前国　室町時代末期から江戸時代初期　保存刀剣
刃長2尺2寸9分半(Length 69.7cm) 反り6分半(Curvature 1.92m) 目釘穴(Hole in NAKAGO) 1
本造　真の棟（三ツ棟）うぶなかご
小板目肌流れて柾がかり　わずかに地景入る（裏鎬地切先より2寸と8寸辺に柾割あり）
小沸出来　互の目乱れ刃　尖り刃交じり　足よく入る
帽子　小丸く　返り尋常
なかご尻　刃上がり栗尻　ヤスリ目　大筋違
赤銅着せ銅一重はばき
黒呂塗鞘打刀拵入り　In KOSHIRAE
２１万円(210,000 Japanese Yen)


元幅/先幅（Width）30.5/22.5mm 元重ね/先重ね（Thickness）7.2/5.5mm
なかご長さ（NAKAGO Length）182mm
詳細画像（越前関）


７．駿河守五郎盛道
Suruga no Kami Goro MORIMICHI, From MINO to OWARI, Early Edo Period,
TOKUBETSU HOZON TOKEN of NBTHK
美濃、後に尾張、京にても打つ、寛永から寛文頃、特別保存刀剣
刃長2尺3寸（Length69.8cm）反り5分弱（Curvature1.4cm）目釘穴（Holes in NAKAGO）2
本造　庵棟　うぶなかご
小板目肌　非常に良く詰み　細かな地沸つく
沸出来　互の目丁子乱刃　足よく入り　葉交じって　刃縁良く冴える
帽子　やや乱れ込んで　返り深い
なかご尻　刃上がり栗尻　ヤスリ　大筋違い
銅一重はばき金鍍金　白鞘入　In SHIRASAYA
５０万円（500,000 Japanese Yen）

元幅/先幅（Width）33.0/22.0mm  元重ね/先重ね（Thickness）7.0/4.5mm
なかご長(NAKAGO Length)181mm
詳細画像（駿河守盛道）


８．備州長船祐定　永正十年八月日
Bishu Osafune SUKESADA, Eisho 10 nen 8 Gatsuhi (1513),
BIZEN Province, Muromachi Period, HOZON TOKEN of NBTHK
備前国　室町時代　保存刀剣（No.382649、平成21.3.4）
刃長２尺１寸４分半（Length65.0cm）反り８分半（Curvature2.5cm）目釘穴（Holes in NAKAGO）3
本造　庵棟　うぶなかごで区送りか
板目肌練れて　刃付近では柾がかり　映り立つ
匂出来　直刃　刃縁よく締まって　僅かにチリチリとほつれる
帽子　直ぐに小丸　返りごく浅い
なかご　かなり刃上がりの栗尻　やすり目　勝手下がりか
銀着せ銅一重はばき　腰祐乗やすり　古い白鞘入
打ち刀拵付　In SHIRASAYA with KOSHIRAE
３９万円（390,000 Japanese Yen）

元幅/先幅(Width)30.2/21.0mm　元重ね/先重ね(Thickness)7.2/5.2mm
なかご長(NAKAGO Length)174mm
重量　刀身のみ(Blade Weight)680g　柄、鍔を付けて(With TSUKA &TSUBA)950g
柄長(TSUKA Length)250mm
詳細画像(長船祐定）


９．近江守法城寺橘正弘　元禄二年八月日（重要刀剣）
Ohmi-no-kami Hojoji Tachibana MASAHIRO, Genroku 2 Nen 8 Gatsuhi
(1689 August), Musashi Province, EDO Period,
JUYO TOKEN (NBTHK, No. 5191, 1975.7.1)
武蔵国（江戸）、江戸時代、重要刀剣（第23回（昭和50年）第5191号）
刃長２尺４寸９分　反り５分　目釘穴２
本造　庵棟　うぶなかご
小板目肌よく詰み　柾がかり　地景入って　地沸よくつき　映り立つ
はばき元にやや大肌交じる
小沸出来　広直刃調に小互の目刃を焼き　先に近づくにつれてほつれ心交じり　
物打ち所辺りは砂流しもかかり　匂い冴えて深く太めの足良く入る
帽子　小丸に尋常に返り　掃き掛け軽くかかる
なかご尻　入山形　ヤスリ　勝手下がり
金着せ銅一重はばき　白鞘入り（本間薫山鞘書きあり）In SIRASAYA　
４５０万円（4,500,000 Japanese Yen）

元幅/先幅（Width）31.0/20.0mm　元重ね/先重ね（Thickness）7.2/4.7mm
なかご長（NAKAGO Length）243mm
詳細画像（法城寺正弘重要刀剣）


１０．紀正廣　明治二年八月日
(KI MASAHIRO, BUZEN Province, Early MEIJI
刃長2尺3寸7分強(Length 71.9cm) 反り６分(Curvature 1.8cm) 目釘穴(Hole in NAKAGO) 1
本造　庵棟　うぶなかご
小板目肌　よく詰み　流れて　柾がかり　地景入る
匂出来　互の目丁字乱れ刃　足よく入り　わずかに葉入って　刃縁冴える
帽子　表は火焔帽子　裏は乱れて小丸　返り浅い
なかご　刃上り栗尻　ヤスリ　化粧ヤスリ
金銀着せ二重はばき　白鞘入　In SHIRASAYA 津国　江戸時代前期　特別保存刀剣
付
元幅/先幅（Width）34.5/25.0mm　元重ね/先重ね（Thickness）6.5/6.0mm
なかご長（NAKAGO Length）213mm
詳細画像（豊前正廣）


１１．賀州住藤原家平（大小）
Gashu Ju Fujiwara IEHIRA, KAGA Province, EDO Period, TOKUBETSU HOZON
TOKEN & KICHO KODOGU of NBTHK
加賀國　江戸時代中期　特別保存刀剣（大小ともに）　貴重小道具鑑定（大小鍔）
刀
刃長２尺４寸８分半（Length75.2cm）反り９分（Curvature2.7cm）目釘穴（Hole in
NAKAGO）1
本造　庵棟　うぶなかご
小板目肌　非常に錬れてよく詰み　地沸微塵に一面に付き　淡い映り立つ
小沸出来　大湾れ刃　僅かに尖り心あり　ゆったりと足入り　はばき元から３寸より７寸辺までは
互の目乱れ刃飛び焼き風の刃を交え　濤乱刃となり　表裏焼き刃を揃え　明るく冴える
帽子　焼き稍広めに弛み心あって小丸　返り尋常
なかご　刃上がり栗尻　ヤスリ目　大筋違
金着銅一重加州はばき　白鞘入
青貝散塗鞘大小拵付　In SHIRASAYA with KOSHIRAE
脇指
刃長１尺９寸７分半（Length59.8cm）反り７分弱（Curvature2.0cm）目釘穴（Holes in
NAKAGO）2
本造　庵棟　うぶなかご
小板目肌　非常に錬れてよく詰み　地沸微塵に一面に付き　淡い映り立つ
匂出来　互の目丁字乱刃　時に焼きを高くし　足、葉品良くゆったりと入り　飛焼交じって
刃縁非常によく冴える
帽子　稍弛み心あって小丸　返り尋常
なかご　栗尻　ヤスリ目　大筋違
金着銅一重はばき　白鞘入
青貝散塗鞘大小拵付　In SHIRASAYA with KOSHIRAE
１９０万円 (1,900,000 Japanese Yen)


（大）元幅/先幅（Width）32.6/23.0mm　元重ね/先重ね（Thickness）6.8/5.6mm　
　　　なかご長（NAKAGO Length）205mm
（小）元幅/先幅（Width）30.6/21.1mm　元重ね/先重ね（Thickness）7.5/4.8mm　
　　　なかご長（NAKAGO Length）205mm
詳細画像（加州家平）